snowpeak

2018 KAMAELカレンダー採用作品発表

今年もたくさんの作品をご応募いただきましたKAMAELカレンダーフォトコンテスト。
厳正な審査の結果、採用作品が決まりましたので発表いたします。

小澤 英之

審査員総評:キンキンに冷えきった朝。凍りついた草原を超ローアングルでダイナミックに表現できました。夜明け前の空のトーンとシルエットになったシェルターもとても美しく、審美眼の高さを感じさせる一枚です。

葛野 和彦

審査員総評:富士山とリビングシェルのシルエットをダブらせるという、キャンパーならではの視点が実にユニークな作品です。また、日中ではななく、夜景を狙ったことで美しさが際立つ一枚となりました。

ヒーコ891

審査員総評:炎とランタンに照らされる夜の世界は、光と陰が際立つ時間でもあります。この光と陰を何気ないアングルで狙うことで、「キャンプの記憶」と呼べるような味わい深い写真になりました。

細木 利彦

審査員総評:ローアングルでカメラを構え、咲き誇るシロツメクサを前ボケに使い、緑のキャンプフィールドに立つタープとテントを清々しく表現しました。視点の面白さはもちろんですが、旬の自然の美しさを捉えるカメラアイが見事です。

ウェスト スティーブン

審査員総評:木漏れ日が落ちるテントから外をのぞくと、仲間がチェアでのんびりとくつろぐ姿が見えます。何気ないキャンプのワンシーンですが、光と捉え方、人物の配置など、高い技術できっちりと仕上げられた作品です。

中山 学仁

審査員総評:新緑の湖畔を独り占めしてのキャンプでしょうか。大きく広げた枝葉をいっぱいに捉えることで、スケール感あふれる作品になりました。中央に立つ子供が湖面を見て何を思うのか。ストーリーもある作品ですね。

吉川 治長

審査員総評:まだ残雪が残る高山でのキャンプシーンを、ダイナミックな構図と月が昇る夕景のタイミングでとらえた秀作です。ここに立った人しか撮れない一枚ですが、そこに甘えることなく、この場所でどう撮るかということをしっかりと考えていることが伝わってきます。

田中 太郎

審査員総評:ややローアングルから少し焦点距離の長いレンズを使い、迫力ある構図にまとめた作品です。背景に空を入れず、森だけを写し込むことで濃密な背景になりました。また、鈍い光で捉えたのもここの作品の光るポイントです。

滝川 彰人

審査員総評:夕日が沈む瞬間をワイドレンズを使い、印象的な構図で捉えた作品です。夕日の光が中央の子供の脇から漏れるようなアングルを探したカメラアイも見事です。沈みゆく夕日に見惚れる時間の切なさも伝わってきますね。

長谷川 千紗

審査員総評:アーバンアウトドアの魅力を一枚に詰め込んだ作品です。ビルの明かりが写り込んだきらびやかな水面とテントから漏れるほおづきの明かりが美しく呼応しています。タイミング、構図、光の捉え方、いずれも見事です。

瀧林 正彦

審査員総評:空全体を染める夕日を浴びるタープとシェルターをがっちりと力強く写し込みました。特筆すべきはテントとシェルター、それぞれの質感表現の美しさです。逆光を巧みに使い、生地の持っている柔らかな質感を表現しました。

田村 健

審査員総評:「幽幻の月」と呼べそうなほどの神秘的な月明かりが印象的な一枚。ギリギリまで切り詰めた露出でタープとジカロテーブルを表現し、芸術的な一枚に仕上げました。1年の締めくくりにふさわしい傑作です。

以上12名の皆様に2018 KAMAELカレンダーを一年間、彩っていただきます。
採用いただきました皆様にはカレンダーが完成次第プレゼントいたします。
皆様のたくさんのご応募、本当にありがとうございました。

過去の採用作品